ベル研で作られた初期のUNIX Version1,5,6,7を動かす方法

UNIX1567-1.zipおよびUNIX1567-2.zipをダウンロードして展開し、
展開してできたファイルを1箇所のディレクトリにまとめます。
Windows上で、コマンドプロンプトを起動した後、
ZIPファイルを展開してできたファイルをまとめてあるディレクトリにcdコマンドで移動し、
pdp11
と入力します。すると、
sim>
と出ます。

以降は、バージョンに応じて、以下の作業を行うとログインでき、lsやdateなどのコマンドが使えます。
なお、ディレクトリの移動は、V6まではchdirでV7はcdです。

・V1の場合
do unix1
と入力すると
:login:
と出るので、
root
と入力する。

終了するときには、
Ctrl+d
でログオフし、
Ctrl+e
でpdp11のプロンプト画面に戻り、
quit
と入力します。

UNIX V1には最初期のCコンパイラが付属しており、動かすこともできます

・V5の場合
do unix5
と入力し
Disabling XQ
@
と出たら、
unix
と入力する。すると、
:login:
と出るので、
root
と入力する。

・V6の場合
do unix6
と入力し、
Disabling XQ
@
と出たら、
unix
と入力する。すると、
login:
と出るので、
root
と入力する。

・V7の場合
do unix7
と入力し
Disabling XQ
@
と出たら、
boot
と入力し、
New Boot, known devices are hp ht rk rl rp tm vt
と出たら、
rl(0,0)rl2unix
と入力する。