ベル研で作られた初期のUNIX Version1,4,5,6,7とPDP-7用UNIXを動かす方法

unix014567.zipをダウンロードして展開します。
Windows上で、コマンドプロンプトを起動した後、
ZIPファイルを展開してできたファイルがあるディレクトリにcdコマンドで移動し、
pdp11
と入力します。すると、
sim>
と出ます。

以降は、バージョンに応じて、以下の作業を行うとログインでき、lsやdateなどのコマンドが使えます。
なお、ディレクトリの移動は、V6まではchdirでV7はcdです。

・V1の場合
do unix1
と入力すると
:login:
と出るので、
root
と入力します。

終了するときには、
Ctrl+d
でログオフし、
Ctrl+e
でpdp11のプロンプト画面に戻り、
quit
と入力します。

UNIX V1には最初期のCコンパイラが付属しており、動かすこともできます

・V4の場合
do unix4
と入力し
Disabling XQ
@
と出たら、
unix
と入力します。すると、
:login: と出るので、
root
と入力します。

・V5の場合
do unix5
と入力し
Disabling XQ
@
と出たら、
unix
と入力します。すると、
:login:
と出るので、
root
と入力します。

・V6の場合
do unix6
と入力し、
Disabling XQ
@
と出たら、
unix
と入力します。すると、
login:
と出るので、
root
と入力します。

・V7の場合
do unix7
と入力し
Disabling XQ
@
と出たら、
boot
と入力し、
New Boot, known devices are hp ht rk rl rp tm vt
と出たら、
rl(0,0)rl2unix
と入力します。

・PDP-7 UNIX (UNIX V0) の場合
PDP-7 UNIXは、上記のV1からV7までのUNIXの前に開発された、PDP-7上で動作するUNIXです。
UNIX V0とも呼ばれます。詳細については、こちらを見てください。
これを動かすには、以下のようにします。

Windows上で、コマンドプロンプトを起動した後、
ZIPファイルを展開してできたファイルがあるディレクトリにcdコマンドで移動し、
pdp7
と入力します。すると、
sim>
と出るので、
do unix0
と入力し、
login:
と出たら、
ken
と入力し、
password:
と出たら、
ken
と入力します。