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ビル・ゲイツ初期の経歴を再検証 --- Part21

ビル・ゲイツの帰宅経路が推定できましたが、ポール・アレンはどういう経路で帰宅していたのでしょうか。

今一度、ビル・ゲイツの帰宅経路を確認してみると、下図の赤線のようになります。


ポール・アレンの帰宅経路として、2通りが考えられます。

1つめは、ローレルハースト地区に入る手前でビル・ゲイツと別れ、35th Avenueを北に進んで65th Streetまで行き、左に曲がるルートです。
下図の緑線のルートです。
もう1つは、University Wayと45th Streetとが交わる交差点でビル・ゲイツと別れ、そのままUniversity Wayを北に進んで、65th Streetを東に進むルートです。
下図の青線で示されているルートです。


この2つのルートには一長一短があり、どちらが良いとは決めにくい部分があります。

緑のルートは、1人で歩く距離が短いという利点があり、経路の勾配が緩やかです。
しかし、全体としては青のルートより遠回りとなります。
また、ビル・ゲイツと別れて少し進んだあたりで、墓地の真横を通ります。まあ、墓地の真横だと言っても危険なことはないですが。

一方、青のルートの場合、ビル・ゲイツと別れてもしばらくは明るい道が続きます。
ストリートビューで見ると、下のような感じが50th Streetあたりまで続きます。



しかし、少し進んで右折した65th Streetは、急勾配の坂を谷底のようなところまで降りた後、元と同じくらいの高さまで急坂を登り返さないといけません。
上の図では、青い点線で示されている部分です。
でも、高校生の男性にとってそれほど問題となるようなものでもありません。


というわけで、結局のところどちらのルートをとったかはわかりません

推測になりますが、上級生のポール・アレンとしては、下級生のビル・ゲイツをある程度安全に送り届ける責任も感じたでしょう。
ですので、ビル・ゲイツと2人で帰る時には緑のルートで、1人で帰る時には青のルートで帰ったのではないでしょうか。


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