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・まとめ
ここまで、長々と書いてきた内容をまとめます。
・PDP-1は前例のない低価格コンピュータではない。同価格帯の他社製品が多数存在する。
・100万ドルクラスのコンピュータと同程度の性能を実現したわけではない。
・同価格帯の製品と比較する限り高性能である。
・売り上げは良くなかった。
・1960年に発売され50台程度売れた。
・PDP-1はミニコンピュータではない。最初にミニコンピュータと呼ばれたのはPDP-8である。
・PDP-1の売りは、インタラクティブなコンピュータであったことである。
ネット上には、多数の誤った情報が流れているようです。
50年も前のコンピュータですから、正確な情報が手に入りにくく、あやふやな伝聞情報が流布しやすいのでしょう。
この調査結果が、参考になれば幸いです。